Solid-pseudopapillary neoplasm, Pancreas (コンサルテーション症例)

CASE : 0419

症例概要

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症例紹介
年齢:55歳〜60歳
性別:M
人種
Asian
現病歴
【病理診断コンサルテーション症例】
【臨床診断】膵体部腫瘍
腹部腫瘤で近医受診。血液検査で肝障害を認め腹部超音波検査施行し膵尾部に13cm大の多房性腫瘤を認め、精査加療目的で当院紹介となる。アルコール性肝炎、急性膵炎の既往あり。膵炎に伴う仮性嚢胞を疑われていたが、腹部造影CTでは膵体尾部に被膜を有する12cmほどの大きな腫瘤として認められ、壁の厚い嚢胞性病変で、一部に石灰化を認めた。また一部で、dynamic CTの動脈相、CTAで強く濃染する充実部分を認め、血流良好な腫瘍性病変が疑われた。MRI拡散強調画像では嚢胞内に強い信号を認め、T1強調画像ではhigh intensityを呈することからも、仮性嚢胞より内容が粘調な粘液やあるいは血液や壊死組織からなる腫瘍性病変を疑われた。
国立がん研究センターの画像コンサルテーションでは男性では有るものの、Mucinous cystic neoplasmまたはsolid-pseudopapillary neoplasmが強く疑われた。
リンパ節廓清を伴う膵体尾部切除を行ったが、肉眼所見では厚い皮膜に包まれた充実性病変の内容が壊死と出血により嚢胞様になったものと思われた。
【コンサルテーションの理由】
診断困難例。診断の確認のためコンサルテーション依頼。
各種コード
ACRコード:772.312
投稿者: (依頼医)小池直人
(コンサルタント)平岡伸介 国立がん研究センター中央病院
(文責)里見介史/平岡伸介
施設: 国立がん研究センター中央病院
国: Japan
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